経皮的ASD閉鎖術・経皮的PDA閉鎖術
心房中隔欠損(ASD)・動脈管開存(PDA)とは
心房中隔欠損症 (Atrial septal defect: ASD)は1,000人の新生児に対し1人の割合で発生する先天性心疾患であり、右心房と左心房を隔てている壁である心房中隔に生まれつき穴が開いている病気です(図1)。
一方、動脈管開存 (Patent ductus arteriosus: PDA)は2,000人の新生児に対し1人の割合で発生する先天性心疾患で、胎児期に開いている大動脈と肺動脈の間の管(動脈管)が出生後も閉じないままになってしまう病気です(図1)。
いずれの疾患も心臓の循環に異常な血流が生じることにより、心臓の負荷となります。心不全の原因となったり、肺高血圧症や不整脈などの問題を引き起こします。
この2つの疾患は小児期に発見されれば、その時点で治療されることが多い病気ですが、成人になってから初めて診断されることもよくあります。
図1:心房中隔欠損 (ASD)と動脈管開存 (PDA)


経皮的ASD閉鎖術・経皮的PDA閉鎖術
当院は広島県東部地区では初の認定施設として、2026年4月より治療を開始しました。
かつては手術による治療しかありませんでしたが、2005年頃から国内にカテーテル治療が導入され、20年以上の歴史を経て現在ではカテーテル治療が第一選択の治療方法となっています(図2、3)。
カテーテル治療では、若年の患者さんだけでなくご高齢の患者さんに対しても体への負担を少なく治療が可能ですので、心不全などを発症される前にぜひ当院にご相談ください。
図2: ASDとPDAのカテーテル閉鎖術
■ASD閉鎖術
■PDA閉鎖術
図3: ASDとPDA閉鎖術で用いる閉鎖栓
■ASD閉鎖術の閉鎖栓



■PDA閉鎖術の閉鎖栓

